Webデベロッパー、Webデザイナーとはどんな人たちか? A List Apartの調査結果
「Webはすべてを変えてきた。しかしそのWebを作っているデザイナー、デベロッパー、プロジェクトマネジャー、情報アーキテクト、ライター、エディターなどがどんな人たちなのか、ほとんど知られていない」
Webデザインの世界の著名なブログ「A List Apart」が行った調査「Findings from the A LIST APART Survey, 2009」は、Webを作っているのはどんな人たちなのかを明らかにするために行われ、その結果が公開されました。
回答数は約2万6000。興味深いポイントをピックアップして見てみましょう。
フリーランスが比較的多く、年収は400万円前後か
年齢は20代がほぼ半分。これに30歳から44歳までを合わせると90%を超えます。45歳以上は6.1%と、がくんと減っているので、Webが若い人たちの仕事であることが鮮明に表れています。
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男女比は男性が82.6%、女性が17.4%。国別では米国が51%、英国とアイルランドが10.6%。肩書は「デベロッパー」がいちばん多くて30.1%、2番目は「そのほか」で、3番目が「Webデザイナー」。
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個人のWebサイトやブログを運営している人が72.8%と多数派。
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企業や大学などの組織に雇われている人が54.5%、独立したフリーランスや自営業を営んでいる人が28.6%。やはりフリーランスの人は多いですね。
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気になる収入は、4万ドルから5万9999ドル(約340万円から510万円)がいちばん多くて約4分の1の24.9%。次が2万ドルから3万9999ドル(170万円から340万円)で18.7%。6万ドルから7万9999ドル(510万円から765万円)が17%。1000万円を超える12万ドル以上の年収を得ている人は合計で4.6%。こんなものでしょうか。
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詳しい結果は、記事「Findings from the A LIST APART Survey, 2009」をぜひご覧ください。