VMwareがSaaSでクラウド開発環境を提供へ。Git、Bugzilla、Hudson、Mylynなどの統合サービス

2010年10月22日

VMwareは、SaaSとして提供されるクラウド開発環境「Code2Cloud」を発表しました。ソースコードのバージョン管理ツールのGit、バグトラッキングツールBugzilla、継続的インテグレーションツールのHudson、タスク指向のユーザーインターフェイスを提供するMylynなどのオープンソースによるツールを統合してサービスとして提供。開発者はいちいち自分の環境にこれらをセットアップすることなく、すぐ使い始めることができます。

ソースコード管理、バグトラッキング、タスク管理

開発者は自分のPCでEclipseをベースとしたSpringSource Tool Suiteを起動し、Code2Cloudに接続。中央のダッシュボード画面から、Gitソースコードリポジトリへのアクセス、ビルド、テスト、タスクリストの参照といった一連の開発作業を行うことができます。

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Code2Cloudへは、SpringSource Tool Suite(STS)だけでなく、ブラウザ、Gitクライアントからもアクセス可能。

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管理者はWebブラウザから進捗状況やチームメンバーの作業履歴(アクティビティリスト)などを確認できます。アクティビティリストのリンクをクリックすると、タスクの内容が参照できます。

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Code2Cloudは、VMwareと、アプリケーション・ライフサイクル管理のツールベンダーであるTasktop Technologiesが共同で行ったもの。同社CEOのMik Kersten氏は、Code2Cloudを次のように紹介しています。

“With Code2Cloud, once the developer fixes a defect within Eclipse, the hosted code is instantly built, tested and deployed. Any issues detected at runtime immediately show in the issue tracker and IDE with the full context of the failure, ensuring an unprecedented degree of integration between the running application and the day-to-day activity of the development team.”

Code2Cloudでは、デベロッパーがEclipe上でバグを修正すると、すぐにビルドが開始され、テストされ、デプロイされます。あらゆる問題は実行時にすぐに発見され、問題トラッカーおよびIDEに、失敗に関連するすべての情報とともに表示されます。そしてこれはこれまでにない高度なレベルで、アプリケーションの実行と開発チームの日々の作業を統合することを確かなものにします。

Code2Cloudは2011年第1四半期にデベロッパープレビューが公開される予定です。

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