Twitter、急成長に対応するため独自のデータセンターを年内設置へ
Twitterは、今年後半に米ユタ州ソルトレイクシティに専用のデータセンターの開設を計画していると、Twitter Engineering Blogのエントリ「Room to grow: a Twitter data center」で明らかにしました。
現在Twitterには毎日30万人ずつ新しいアカウントが作成されるほど急成長しており、それに対応するために新しいデータセンターを設置するとのこと。
新データセンターは電源や冷却装置まで含めてTwitter専用の施設として用意され、ネットワークやシステム構成などすべてのレイヤについてTwitter自身で管理できるようになる予定です。
Importantly, having our own data center will give us the flexibility to more quickly make adjustments as our infrastructure needs change.
重要な点は、自分たちのデータセンターによって、インフラストラクチャの変化に対して柔軟かつ容易に、すばやく対応できるようになることだ。
Twitterは現在、NTTアメリカのデータセンターを利用していますが、引き続きNTTアメリカとの共同作業を行い、24カ月以内にはさらにもう1つ独自のデータセンターを設置する計画があるようです。
TwitterもFacebookも独自データセンターを選択
Twitterは利用者の増加などによるトラフィックの急成長への対応に苦労してきました。同社はNTTアメリカのサービスを利用してきましたが、急成長に対応するために、インフラストラクチャから独自に管理できるデータセンターの構築を選択したことになります。Facebookも今年に入って独自のデータセンター構築を発表しており、急激にユーザー数を増やす両社は、同じ選択をしたといえそうです。