NEWT=HTML5+CSS3+SVG+XHR2+Web Sockets+etc...
「プロフェッショナルとして、私たちは用語を正しく使う必要がある。だから私はHTML5を、さまざまなWebテクノロジーをひとまとめに示す用語として使うのは嫌いなのだ」とブログに書くのは、We標準の分野でよく知られるブルース・ローソン氏。
ローソン氏は、HTML5が仕様を指す言葉でとしてではなく、CSS3やSVGなどのさまざまな新しいWebテクノロジー全体を指す言葉として使われることに不満を表明し、そうした幅広い意味で使うための新しい言葉を提案指しています。
新しいバズワードが必要だ! NEWT!
彼が提案する新しい言葉。それが「NEWT」です。
So we need a buzzword, as “HTML5 and related technologies” is unwieldy (and inaccurate). I prefer “NEWT” which stands for New Exciting Web Technologies and can thus safely encompass real-HTML5, CSS 3, SVG, XHR2, Geolocation, Web Sockets, WOFF, Web DB, IndexedDB, WebGL and the like.
私たちは新しいバズワードが必要なんです。「HTMLと関連テクノロジー」では不格好(それに不正確)でしょう。私の提案は「NEWT」、New Exciting Web Technologiesです。これなら、HTML5、CSS3、SVG、XHR2(XMLHttpRequest2)、Geolocation、Web Sockets、WOFF(Web Open Font Format)、Web DB、IndexedDB、WebGLなどを包含できます。
さらに彼はNEWTのロゴまで用意してくれました(クリックするとFlickrのオリジナルイメージにジャンプします)。ちなみに「newt」は「イモリ」を意味する単語でもあるんですね。
「Please, use the logo and term in your presentations」(このロゴと用語をぜひプレゼンに使ってほしい)と、彼は言っています。
以前に、記事「どこまでがHTML5なの?」で紹介したように、HTML5という用語があいまいに使われているのは間違いなく、彼のコンセプトには賛同します。しかしNEWT、果たして広まるでしょうか? Publickeyでも機会があれば使ってみることにします。