Amazonクラウド、公式日本語ページ公開。近づく東京データセンター開設
いままで英語版しかなかったAmazonクラウドのWebサイトに、日本語の公式解説ページ「Amazon Web Services (日本語)」が追加され、公開が始まっています。
内容は、Amazon EC2、Amazon S3(Simple Storage Service)、Amazon VPC(Virtual Private Cloud)などをはじめとする全サービスの解説が日本語で紹介されており、価格もドルベースながら日本語で説明、有償サポートのAWS Premium Supportについての解説も日本語化されています。
Amazonクラウドは9月にも東京にデータセンターを開設すると報道されており、この日本語化もそれに向けた準備の一環だと思われます。ということは、東京データセンターでもAmazonクラウドの機能すべてと、プレミアムサポートが提供されることになるのでしょうか(ちなみに、4月にシンガポールデータセンターが開設したときには、Amazon VPC以外のほぼすべてのサービスが対応していたようです)。もちろん、Amそれ以外の部分についても、今後さらに本語化されていくことになるとは思いますが。
4月から行われていたAmazonクラウド日本法人での人員募集についてもほぼ順調に進んだようです。
さらに、Amazonクラウドのサードパーティとして知られるRightScaleの東京オフィスの求人情報がオープンになっており。以下の職が求められているようです。
the Senior Account Executive is responsible for building and maintaining relationships with customers, strategic partners, and industry contacts.
シニアアカウントエグゼクティブ。顧客、パートナーとの関係の構築と維持、業界との連係
RightScaleは、今年4月にシンガポールにAmazonクラウドのデータセンターが開設してすぐに同データセンターに対応したサービスを開始しています。東京データセンターでも同じ展開を狙っているのでしょう。
8月末にはAmazonクラウドのエバンジェリスト、Jeff Barr氏が来日します。予想ではJeff Barr氏の来日に合わせて、8月末から9月上旬にもAmazonクラウドの東京データセンター開設が発表されるのではないかと思うのですが、どうでしょうか。