1月の人気記事ランキングとページビュー報告
2010年1月のPublickey運営報告です。
Google Analyticsで計測したページビューとユーザー数は、ページビューが10万1105、ユーザー数が3万3363でした。年明けと言うこともあり低調でしたが何とか10万ページビューは維持できたという感じです。しかし、この数カ月ページビューが横ばいの状態なので、何とかはやくGoogleからのペナルティを脱出するべく、優先して試行錯誤の作業を続けているところです。
1月の人気記事ランキング
さて、1月の人気記事ランキングを紹介しましょう。
1位:Amazonクラウドに「キャパシティの限界を超えているのでは?」との疑い
2位:3D映画「AVATAR」、スクリーンの裏には大規模データとの戦いがあった
3位:Amazonクラウドの日本法人が活動開始。国内でのサポート、コミュニティとの連係など体制強化へ
4位:JavaScriptが第一級のプログラミング言語へ、分散バージョン管理にも注目が集まる
5位:グーグルの最新のデータセンターは非常識なほど進化している
7位:グーグルがMapReduce特許を取得。Hadoopへの影響は?
8位:サンの買収が承認された日、ブログにお墓を描いたゴスリング
9位:W3CのHTML5仕様が、Core、Vocaburary、Microdataなど5つに分裂
1月はAmazonクラウドを扱った記事が2本もランクインしました。1位の記事「Amazonクラウドに「キャパシティの限界を超えているのでは?」との疑い」は、米国でのブロガーの議論をまとめたものですが、その後の議論はぱったりと途絶えたままです。現象は解消されたのか? 気になります。
3位の記事「Amazonクラウドの日本法人が活動開始。国内でのサポート、コミュニティとの連係など体制強化へ」は、Publickey以外のメディアではほとんど報じられていない、得ダネ的な記事でした。特に公式の発表がアマゾンからあったわけではないため、既存のメディアでは記事にされていないのです。人脈やコミュニティから情報を取得し記事にするというブロガーらしい記事が書けたなと思っています。
Googleからのペナルティ、その後
12月に「困りました、Googleからペナルティを受けているかもしれません」という記事を書いて、このPublickeyがどうやらGoogleからペナルティを受けているようだということ明らかにしてから1カ月以上がたちましたが、まだペナルティの現象は続いています。
これまでに行った対策としては、1月中旬までに各ページのHTMLを見直し、サイトのリンク構造を変えるために月別バックナンバーを導入しました。さらにGoogleからPublickey独自のJavaScriptの実行が誤解されてペナルティを受けている可能性があると考え、2月に入ってからはPublickeyで独自に実行しているJavaScriptを見直し、Ajaxで行っていた独自検索機能をGoogleカスタム検索に置き換え、また本文中でWebサイトの画面キャプチャをJavaScriptを用いて取得する機能をすべてスタティックなHTMLに置き換えて独自JavaScriptをすべてなくしました。独自機能がなくなったのは残念ですが、ページのロードが少しだけ速くなったのでよしとします。
これによりPublickeyのHTMLやリンク構造、そして機能も一般的なブログでよくあるようなものになったと思います。これでGoogleに再審査を申請したので、しばらく様子を見てみるつもりです。
これでダメなら、この次はリダイレクトを使ったドメイン名の変更についての検討と、一般的なブログとしてテンプレートなどを使って再構成してみるという段階ですが、やるとしてもうまくリダイレクトなどの機能を使って、読者の方にはあまり意識せずに済むようにしたいと思っています。その前に、いくつかドメインをまたがったリダイレクトによってペナルティがどう変わるか、などの実験もしつつあります。