Yahoo!アクセス解析をGoogle Analyticsよりずっと便利に使う方法
Webサイトのページビューや訪問者数を無料で計測してくれる「Yahoo!アクセス解析」が公開されたので、さっそく使ってみました。
いままで僕はGoogle Analyticsを使ってきたのですが、Yahoo!アクセス解析とGoogle Analyticsを比べると、以下の2つの点でYahoo!アクセス解析のほうがずっと便利に感じます。
- リアルタイムな状況把握ができる
- ダッシュボードが分かりやすい
リアルタイムに状況把握と対応ができる
Yahoo!アクセス解析は、さっき公開したばかりの記事がどれだけアクセスを集めているのか、いますぐに知ることができます。Google Anayticsでは数時間たたないと記事の反応は分かりませんでしたが、記事の反応がすぐに分かる、というのは記事を公開する立場の人、ログを解析する人にとってとても嬉しい機能でしょう。
嬉しい機能というだけではなく、もしも何かの要因で急にアクセスが増えたのが分かれば、例えばアクセスの増えた記事からの導線を増やすべく関連記事を増やしたり、追加で記事を書いたりと対策が打てるため、Webサイト運用の面からも大事な機能です。
ダッシュボードが分かりやすい
Yahoo!アクセス解析のダッシュボード機能で、今日のアクセス状況と、過去7日間、30日間、90日間といった過去の状況を同時に表示させることができます。Webサイトの運営では、今日の状況は先週と比べてどうか、過去のトレンドと比べてどうなのか? ということを把握したいものです。 毎週金曜日の夜はアクセスが少ないとか、週末に人気になるカテゴリなどが分かっていれば、それと比べて現在はどうなのか、といった判断もしやすいもの。
Google Analyticsでもそうした情報を1画面で方法があるのかもしれませんが、僕には分からなかったので、2つの画面を開いて過去と今日の状況を比べてみていました。Yahoo!アクセス解析では、カスタマイズ可能なダッシュボード機能で、簡単に複数のログを見比べることができます。
もしもダッシュボードをカスタマイズしないでYahoo!アクセス解析を「使いにくい!」と思っている人がいたら、ぜひダッシュボードのカスタマイズを試してみてください。
というわけで、昨日から導入したこのWebサイト「Publickey」のダッシュボードがどうなっているのか、例として紹介したいと思います。僕はこのダッシュボードを定義できたおかげで、Google AnalyticsよりYahoo!アクセス解析のほうがずっと便利に使えるようになりました。
これ以外にも、経路分析や検索エンジンからの来訪者のキーワード分析など、僕が必要とする機能はほとんど揃っています。しばらくはGoogle Analyticsと並行して使っていくつもりです。