Web版Officeの公式対応ブラウザはIE7、IE8、FF3.5、Safari4。Silverlightがあると軽快に
来年前半の登場に向けてマイクロソフトが開発中のOffice 2010。注目されているのは無償で提供されるWebブラウザ版Officeである「Office Web Apps」です。
以前の記事「Web版Office 2010の対応ブラウザはIE、Safari、Firefox。史上最大のJavaScriptアプリに(動画デモ付き)」ですでにOffice Web Appsがクロスブラウザ対応であることはお知らせしてきましたが、具体的なバージョンも含めたOffice Web Appsの対応ブラウザが、開発チームのブログで明らかにされています。
- Internet Explorer 7 and 8
- Firefox 3.5 on Windows,Mac and Linux
- Safari 4 on Mac
以上が正式にサポート(officially support)する対応Webブラウザとのこと。
ブラウザによって挙動が多少異なる。Silverlightがあるとより軽快に
ただし、ブラウザごとに多少挙動が異なると説明しています。例として、Internet Explorerではリボンの「コピー」ボタンをクリックすると動作しますが、Firefoxではマウスの動作によるコピーをサポートしていないため、警告ダイアログが表示されて動作しないとのことです。
また、WordとPowerPointのファイルを表示しようとすると、Silverlightのインストールを促されるとのこと。その理由として、Silverlight を用いた方がよりロード時間が短くなるとともに、忠実にWord、PowerPointの表示を再現できるためだとしています。しかし Silverlightをインストールしなくとも、もちろんOffice Web Appsは動作するとのことです。
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