スタートアップに人気のホスティングサービスはSoftLayer、Amazon、Slicehost
米国でスタートアップのインキュベータとして知られるY Combinator。同社が支援するスタートアップ企業67社が、どのホスティングサービスあるいはクラウドを利用しているのか? という興味深い資料が公表されていると、Data Center Knowledgeの記事「Where 'Ramen Profitable' Startups Host」が伝えています。
公開されている資料によると、Webサイトのホスティングに関しては67社中14社がSoftLayer、13社がAmazon Web Services、12社がSlicehostを利用しているとのこと。
また、メールのホスティング先としては、42社がグーグルを利用するという結果になっています。
スタートアップ企業は、コストが安くそれでいてサービスが成功したときには容易にスケールできることを想定してホスティング先やクラウドを選ぶもの。日本の企業がホスティング先を選ぶ際にも参考になるかもしれません。また、メールのホスティング先として自社運用よりも圧倒的にグーグルが選択されているのは非常に興味深いところですね。
ちなみにこのPublickeyのホスト先はさくらインターネットです。評判と値段で選びました。
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