キャンプ場で開催「Ruby DCamp」は参加費無料。テントで宿泊費も無料
先週、島根県でRubyWorld Conference 2009が開催されたばかりですが(関連記事)、今週の9月18日、19日には米ワシントンDCでRuby DCampが開催されます。しかもこのRuby DCamp、昨年はホテルを会場として開催されましたが、今年は名前の通りキャンプ場で開催し、参加費、宿泊費は無料になるとのこと。InfoQの記事「経済に挑戦するRuby DCamp」が伝えています。
さっそくRuby DCampのWebページを見てみましょう。こう書いてあります。
Ruby DCamp will be free as in beer. No charge. None. Nix. Nein. Nyet.
Ruby DCampは、ビールをおごるみたいに無料で開催されます。お金はいりません、不要、なし、全然いりません。
この経済状況の中、キャリアチェンジを真剣に考えている人たちにも参加してもらおうと、主催者が参加費を無料にする方法として選択したのが、キャンプ場でイベントを開催する、ということ。
そこで今年のRuby DCampの開催地は、ワシントンDCに面したバージニア州にあるBull Run Regional Parkになりました。参加費が無料なだけではなく、テントなどが用意されているため宿泊費も無料だそうです。
The cost of attendance, therefore, will be the cost of your airfare or tank of gas to get to the park.
参加するのにかかる費用は、このキャンプ場まで来るための飛行機代やガソリン代だけです。
開催地がキャンプ場ということは、イベントも野外で行われることになります。とはいえ主催者はキャンプ場内に大型テントを借りる予定で、電源や無線LANも用意されるとのこと。
Ruby DCampのWebページには、イベントの内容や誰がスピーカーとして登場するのか、といった情報はありません。Ruby DCampは「参加者が内容とスケジュールを決めるRubyistのためのイベント」だからだと、InfoQの記事でカンファレンスの主催者Evan Light氏が説明しています。
いったいどんなイベントになるのでしょうか。日本から参加する方がもしいらっしゃれば、ぜひレポートを拝見したいところですね。
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