米オラクル、OLTP専用マシンを明日発表! Oracle&Sun統合第一弾
米オラクルのWebサイトで、9月15日午後1時(現地時間。日本時間16日午前5時)より同社CEOのラリー・エリソン氏が登場するWebキャストにて新製品発表を行うと予告されています。
発表内容は「Announcing the World's First OLTP Database Machine with Sun FlashFire Technology」とされており、サンの新技術「FlashFire」を用いた世界初のOLTPデータベースマシンとのこと。ただしFlashFire技術がどのようなものなのかは、まだ明かされていません。
上記のバナーから推測すると、新製品であるOLTPマシンは「Exadata」ブランドで登場する模様。Exadataブランドとしてすでに販売中のデータウェアハウス専用マシン「Oracle Exadata」に並ぶラインナップになりそうです。
先週木曜日の記事「オラクルCEO エリソン氏、SPARC/Solarisへのさらなる投資を約束、ハードウェアで「IBMとの競合を楽しみにしている」」で紹介したように、オラクルはサンのハードウェアとオラクルのソフトウェアを統合することで、劇的に性能を向上させることを顧客に約束すると同時に、10月14日にサンフランシスコで行われるOracle OpenWorldで、SunとOracleの組み合わせを使ってベンチマークでIBMを負かすと宣言しています。
その最速を目指したシステムが、今回エリソン氏が発表するシステムになるのかもしれません。詳細が分かり次第、またPublickeyで続報をお伝えする予定です。
関連記事 on Publickey
あわせて読みたい
プログラマーには、コーディングの生産性で10倍、コードレビューの速度では6倍もの能力差があるという
≪前の記事
ガートナーの「ハイプサイクル2009」日本語版も公開。Twitterは幻滅期へ向かうと