現在、価値が上昇中のITスキルはJava、Linux、仮想化。では価値が下降したスキルは?米調査会社
米国の調査会社Foote Partnersが、米国でホットなITスキルのランキング「Foote Partners Hot List」を公表しています。ホットなITスキルとは、過去3カ月から6カ月のあいだに価値が上昇し、高い給料が支払われ、今後もニーズが高いと予想されるスキルを同社が調査したもの。
1位: Java EE、SE、ME
2位: Linux
3位: Virtualization(all)
4位: Microsoft .NET
5位: NetWeaver(SAP)
6位: Flex
7位: Business process management/modeling/improvement
8位: SAP SM(Service Management)
9位: Security
10位: SAN(Storage Area Networking)
1位のJavaはやや意外な感じがしますが、過去6カ月で市場価値が約22%上昇したとのこと。2位のLinuxは市場価値が過去6カ月で28%も上昇したと報告されています。また、3位のVirtualizationなどは、いかにもホットなスキル、という感じがしますね。
ちなみに、20位にApache、23位にMySQL、24位にPHP、26位にAjaxが入っています。
この報告では過去6カ月で価値が下がったITスキルのランキングも公表しているので、併せて紹介しましょう。
1位: PowerBuilder
2位: Microsoft Exchange Server
3位: SAP PLM(Product Lifecycle Management)
4位: WAP(Wireless Application Protocol)
5位: Siebel
6位: WSDL(Web Services Description Language)
7位: AIX
8位: C++
9位: CGI
10位: dBase/XBase
こちらはいろんな意味で、価値が下がっていそうだと同意できそうなランキングになっています。PowerBuilderという単語は久しぶりに目にしました......。dBase/XBaseもまだ利用しているところがあるのでしょうか。
関連記事 on Publickey
- ホワイトカラーはみんなプログラマーになる仮説
- SIerとパッケージベンダはどちらが高給? IT系上場企業の平均給与を業種別にみてみた
- ネット系の人に贈る「これを読めば君も3年後には常務執行役員になれる!」おすすめ書籍一式
参考記事 on the Web
あわせて読みたい
IEチームがHTML5の議論に参入! 「タグの選び方が恣意的ではないか?」などの意見
≪前の記事
Web版Officeの公式対応ブラウザはIE7、IE8、FF3.5、Safari4。Silverlightがあると軽快に