ついに無制限に解放されたGoogle App Engine/Java。RoRやPHP、もちろんJavaも試そう
4月8日に発表されたGoogle App Engine/Java。利用できるのは1万人までと制限がついていたのですが、それが撤廃されてだれでもサインアップして利用できるようになったと、Google App Engine Blogが伝えています。
Google App Engine/Javaは発表されてまだ2カ月と少しですが、はやくもJava VMの上にPHPやRuby、それにJavaのフレームワークなどの実装が行われています。今回はそうしたGoogle App Engine/Javaの活用情報をまとめてご紹介しましょう。
Google App Engineの基礎知識
ITproで、Google App Engineの入門記事が掲載されています。アカウントの取得方法やSDKの入手方法と使い方、Pythonによるプログラムの作成方法など。ひととおりの基礎知識が学べるでしょう。
Javaでクラウドプログラミング!
せっかくなのでJavaを使ってみたい、という人には、@ITの記事をご紹介。Google App Engine/Javaの開発のためのJDKをGoogle App Engineにインストールし、手元のPCにはEclipseとプラグインのインストールから解説してくれます。後半ではBigtableデータの操作方法も。
CodeZineと技術評論社の解説記事も紹介しておきましょう。
- Google App Engine for Javaを使ってみよう!:CodeZine(コードジン)
- JavaによるGoogle App Engineクラウドプログラム開発|gihyo.jp ... 技術評論社
なにかJavaフレームワークを使ってみたい! という人には、Google App Engine用に作られたフレームワーク「Slim 3 for Google App Engine」はどうでしょうかね。
PHPを使う!
Java VM上のPHP実装であるQuercusをGoogle App Engine/Javaに載せて、PHPを使えるようにした人たちがいます。下記の記事を参考にすれば、あなたもGoogle App Engine/JavaでPHPが使えるようになるでしょう。
- 【ハウツー】Google App EngineでPHPを動かそう! (1) Google App EngineのJavaサポートがもたらしたもの | マイコミジャーナル
- PHPも使える! Google App Engine for Java(前編):CodeZine
Ruby on Railsを使う!
もちろん、Java VM上のRuby実装であるJRubyを基に、Ruby on RailsをGoogle App Engine/Javaに載せることにも成功した人たちがいました。
無料でこれだけの能力を持つ環境が提供され、自由に使い続けることができるというのは、何とも素晴らしい時代になったのだと改めて思わざるを得ません。