オラクルCEO エリソン氏、SPARC/Solarisへのさらなる投資を約束、ハードウェアで「IBMとの競合を楽しみにしている」
オラクルがサン・マイクロシステムズ買収にあたり、顧客に向けたメッセージをはっきりと打ち出しました。
- サン以上にSPARCへ投資する
- サン以上にSolarisへ投資する
- サンの倍以上のSPARC/Solaris専門家を擁する
- OracleのソフトウェアとSunのハードウェアの統合により、性能を飛躍的に高める
我々は、勝つために参入する。IBMよ、ハードウェアビジネスで競合することを楽しみにしている ─ ラリー・エリソン
性能ではすでにIBMへ挑戦状をたたきつけている
実はオラクルは先週、IBMを名指しで挑発したばかりでした。「IBMで最速のサーバはTPC-Cベンチマークで600万トランザクション/分をマークしたらしいが、10月14日のOracle OpenWorldでは、DB2をIBMで最速のサーバで走らせても追いつかないほどの性能を、サンのサーバ上で走るOracleで見せてあげようじゃないか」とアピールしています。
サン・マイクロシステムズを買収したオラクルは(正式にはまだですが)、IBMとの競合を明確に打ち出すことをまったくためらっていないようです。
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