ブロケードCEO「うちは身売りなんかしない!」と社員に宣言
先月、10月6日のウォールストリートジャーナルで「身売りを考えている」と報道されたブロケード。同社はSAN(ストレージエリアネットワーク)のトップベンダであり、昨年にはファウンドリーネットワークスを買収してスイッチやルータを扱うLANベンダとしても存在感を高めてきました。
ウォールストリートジャーナルの報道を読み、同社が業績も株価も悪くないのになぜ身売りを考えるのだろう? という記事「ブロケードがなぜ身売りを考えるのか? 理由は「コンソリデーション」と「イーサネット」」をPublickeyで公開したのですが、結局同社は身売りをやめたようです。
10日ほど前、11月14日付けのThe Registerの記事「Brocade not for sale, really」で、同社のCEO Mike Klayko氏が、ブロケードは身売り先を探してはいないと、11月6日に行われた同社のセールスキックオフミーティングで宣言したと報じています。
Klayko stepped up to the microphone in Las Vegas and said Brocade was not for sale. There is a huge amount of opportunity out there and Brocade is: "a good, a very good networking company," which introduced 62 new products last year.
Klyako氏はラスベガスの会場でマイクロフォンの前に立ち、ブロケードは売りに出ていない、と宣言した。同社は昨年62もの新製品を発表しており、ブロケードには「優れた、非常にすぐれたネットワーキングカンパニーになる」という可能性が大きく広がっているのだ、とした
同社は引き続き独立したネットワークベンダーとして、シスコ、ジュニパーなどと競合していくことになるようです。