読者の8割が幅1280ピクセル以上、幅1024ピクセルは2割以下
Publickeyのレイアウト変更を検討しているのですが、そこで読者が利用している画面解像度はどうなんだろう? と、ログ分析を見て驚きました。
先月(2009年10月)のGoogle Analyticsのログによると、1024ピクセル以下で見ている読者は全体の20%以下。iPhoneなどの携帯デバイスを除けば、PCで1024ピクセルかそれ以下で見ている読者は15%を下回ります。1024ピクセルの画面を備えたノートPCというのは、もうほとんどマイノリティになっていたのですね。
Publickeyのレイアウトを考え始めたときには、当然ながらこうしたデータがなかったため、現代的なPCの最小解像度と僕が考える幅1024ピクセルに十分収まること(つまりおおむね900ピクセル以内)を念頭に置きました。
しかしその後Yahoo! Japanがリニューアルして横幅が950ピクセル程度になり、その他のWebサイトも大胆に横幅をとるようなレイアウトになっていたため、もっと横幅を大きくとるのがトレンドなのかなあと感じていたところです。
もちろんこれはPublickeyの読者に絞った統計ですので、ITに興味のある読者は比較的新しいマシンを利用している確率が高いと考えられます。ですから、世の中一般の読者を対象にした場合はもっと1024ピクセルかそれ以下の画面を利用している割合が高まる可能性は大きいでしょう。
とはいえ、Publickeyのレイアウト変更に関しては、もう少し大胆に横幅を使ってもよさそうです。そこで3列レイアウトについても選択肢に入れてこれから考えていこうと思っています。