マイクロソフト2010年までの製品ロードマップ。分散メモリキャッシュ、大規模並列処理など登場
先週米国で行われたマイクロソフトのイベントTechEd2009で、2010年前半までの主なマイクロソフト製品のロードマップが発表されました。詳細を米国のデベロッパー・エバンジェリズムチームのブログ「US ISV Developer Evangelism Team : Roadmaps for Major Products Announced at TechEd」が伝えています。
製品名と主なポイントを紹介していきましょう。
■2009年から2010年前半までにリリース予定のもの
- Windows 7
- Windows Server 2008 R2
Hyper-Vの改良、最新のマルチプロセッサ環境への対応など - Exchange 2010
オンプレミスとしてもサービスとしても提供。ユーザーエクスペリエンスの改良など - コードネーム:Geneva
Active Directoryを拡張し、フェデレーションに対応 - コードネーム:Dublin
ワークフローなどを使ったアプリケーションのためのIIS拡張 - コードネーム:Stirling
デスクトップ、サーバ、アプリケーションなどの統合セキュリティスイート - コードネーム:Velocity
分散インメモリアプリケーションキャッシュ - Visual Studio 2010 and .NET Framework
- Windows Azure
- Hyper-V Server 2008 R2
ライブマイグレーションなどに対応するハイパーバイザ
■2010年の早期
- Office 2010
Webブラウザから利用可能なOffice Web applicationsも含む
■2010年前半
- SQL Server 2008 R2
より高度なBI機能の提供 - コードネーム:Madison
データベース用の大規模分散処理アプライアンス
ちなみに、日本でのTechEdは8月26日から28日まで、横浜パシフィコで行われるそうです。