1分ずつ見る「Google Wave」デモ×11

2009年5月30日

米グーグルが発表したGoogle Wave。現在のテクノロジーで電子メールを再発明したらどうなるか? にグーグルが出した答えとしてIT系のメディアで注目して取り上げられています。

しかし、Google Waveが何なのか? を理解するにはグーグルが公開したビデオを見ると、より正確に理解できます。そこで本エントリでは、グーグルがYouTubeで公開した1時間20分のビデオから、見所だけを1分ずつ抜き出しました。

Google Waveはどこがすごいのか。ぜひご自分の目で確かめてみてください。

各動画はプレイボタンを押せば見所から再生が始まります。自動停止はしないので、お好きなところで止めてください。

Waveとeメールはどこが違う?(6:03から1分間)

emailとWaveの違いを図示。メールは郵便をまねたもの。人と人とのあいだでメッセージをやりとりする仕組み。Waveは、サーバ上のオブジェクトを共有する仕組み。掲示板のようなもの。

電子メール的Wave(7:35から1分間)

HTML5でできたWaveアプリケーションのデモ。旅行の計画を友人と立てるシナリオ。相手はオフラインだったのでメッセージを送っておくと、返事がくる。電子メールのようでもあり、掲示板のようでもある。

インスタントメッセージ的Wave(10:33から1分間)

2人が同時にWaveでコミュニケーションしている場合には、1文字ずつ相手に送られる。チャット以上にリアルタイムなやりとり。

途中から会話に参加する人のためのプレイバック(12:50から1分間)

2人の会話に、3人目の友人を加えた。3人目の友人はプレイバック機能で過去のやりとりを順に参照できて便利。このあとデモ中のWaveがクラッシュ。再起動。

写真をWaveにドラッグ&ドロップ(15:20から1分間)

ブログにWaveを貼り付ければ、ブログ上からでもWave(20:42から1分間)

Wave上でリアルタイムに共同作業(35:35から1分間)

写真が貼り付けられたメッセージに対して2人が同時に変更し、リアルタイムに反映される。

Wave上でロボットがスペルチェック(45:10から1分間)

icland is an icland、You are to kindをスペルチェックで正しく直す。

メッセージにガジェットも貼れる(50:30から1分間)

メッセージにガジェットを貼って、参加者に投票してもらう。

Twitterとの相互やりとり(59:30から1分間)

サーバ側の拡張機能を用いて、TwitterとWaveで相互にメッセージをやりとりできる。

最後のデモ。ロボットによる相互翻訳(1:12:50から1分間)

フランス語と英語をロボットによって相互に翻訳しながら、Wave上でメッセージをリアルタイムにやりとりする様子。盛大な拍手とコールで会場にウェーブが起きた?

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Junichi Niino(jniino)
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