SplunkがAWS専用「Splunk Insights for AWS Cloud Monitoring」リリース。詳細な運用情報をビジュアルにダッシュボードで表示
データ分析ツールを提供するSplunkは、AWSの運用情報を分析するツール「Splunk Insights for AWS Cloud Monitoring」を発表しました。
Splunk Insights for AWS Cloud Monitoringは、AWSの多様なログや構成情報、例えばCloud WatchやCloud Trail、AWS、Amazon S3、Amazon VCP Flow Logs、Amazon Cloud Front、Amazon ELB、Amazon Billingなどの情報を、あらかじめSplunkで定義された分析手法に基づいてダッシュボードに表示し、ネットワークトラフィックやストレージ容量などの運用情報やセキュリティ情報の把握を容易にするだけでなく、Splunkの機械学習機能によってアノマリーの検出、状態の予測などを可能にします。
例えば、オーバービューダッシュボードでは、複数のアカウントや複数のリージョンにわたる情報をまとめて表示してくれます。
ここからアカウントごとにドリルダウンして情報を見ることや、EC2とEBSの情報を詳しく見る、といったことが可能。
インフラストラクチャトポロジーダッシュボードでは、VPCやインスタンス、ネットワーク、ストレージなどの関係がビジュアルに表示されます。
IAMトポロジーはIAMのユーザーグループやポリシーをビジュアルに表示。
このほかVPCのトラフィックなどを表示するVPC Flow Logダッシュボード、リソースアクティビティダッシュボード、ビリングダッシュボード、ビリングダッシュボードでは課金状況と今後の予測などを表示(下図)、キャパシティプラニングダッシュボードなど、全部で7つのダッシュボードがあらかじめ用意されています。
もちろんダッシュボードのカスタマイズも可能。
Splunk Insights for AWS Cloud Monitoringは、30日間の無料トライアル期間が提供されており、AWS Marketplaceから導入可能になっているとのことです。
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