国内企業におけるIaaSのサーバサービス利用率、直近ではAWSが25%でダントツ、次いでGCPが16%、Azureが15%。クラウドの差別化要因としてパートナー施策が重要に

2017年6月14日

調査会社ノークリサーチは「2017年 中堅・中小企業におけるクラウドインフラ活用の最新動向と今後の施策」(PDF)を発表。国内企業におけるクラウドの利用実態などについての調査結果を明らかにしました。

これは全国の大企業、中堅・中小企業、小規模企業のサーバやストレージの導入管理などについて職責を持つ人を対象にアンケートを行ったもの。時期は2017年4月末から5月前半、有効回答件数は700。

調査結果によると、IaaS/ホスティングなどを導入済みの企業に対して「直近で導入や更新を行ったサーバサービスのクラウド事業社」を尋ねたところ、Amazonが25.3%で他社と比べて突出したトップ、次がGoogleで15.8%、日本マイクロソフトが14.9%で続いています。

fig サーバサービスのクラウド事業者名(複数回答可) 出典::2017年版 中堅・中小企業におけるクラウドインフラ活用の実態と展望レポート(ノークリサーチ)

ノークリサーチはこの結果について、今後クラウドの差別化要因としてパートナー施策が重要になってくると、次のように分析しています。「外資系のクラウド事業者はいずれも国内にデータセンタを開設しており、国内のクラウド事業者はデータセンタ立地だけでは差別化が難しくなりつつある。そのため国内のISVや販社/SIerとのパートナシップを通じ、自社のIaaS/ホスティング上で稼動する業務システムやソリューションを充実させるなどの取り組みが重要になってくる」

クラウドを選択した理由として、年商5億円未満の企業と50億円以上100億円未満の企業では、既存の販社やSIerからの提案で選択したのに対し、5億円以上30億円未満の企業、30億円以上50億円未満の企業では新規の販社やSIerの提案により選択したことが示されています。

fig クラウド環境を選択した理由(複数回答可)(販社/SIerに関連する項目)出典:2017年版中堅・中小企業におけるクラウドインフラ活用の実態と展望レポート(ノークリサーチ)

ノークリサーチはこれについて「従来の販売チャネルとは異なる経路でクラウド活用の訴求が進みつつある点に注意しておく必要がある」としています。

このエントリーをはてなブックマークに追加
follow us in feedly

タグ : クラウド , 調査結果



≫次の記事
マイクロソフト、オープンソースのPaaS基盤を開発する「Cloud Foundry Foundation」に正式参加。Azure上でのCloud Foundryの運用や開発を容易にすると発表
≪前の記事
KDDIがGoogle Cloud Platformの提供を発表、クラウドアプリ開発から24時間365日の保守運用まで。ソフトバンクもGoogle Cloud Platformの認定パートナー取得

Loading...

Blogger in Chief

photo of jniino Junichi Niino(jniino)
IT系の雑誌編集者、オンラインメディア発行人を経て独立。新しいオンラインメディアの可能性を追求しています。
詳しいプロフィール


Publickeyの新着情報をチェックしませんか?
Twitterで : @Publickey
Facebookで : Publickeyのページ
RSSリーダーで : Feed



Publickey 最新記事 10本

Publickey Topics 最新記事 10本


PR - Books


fig

fig

fig

fig