[速報]「Google Assistant」発表。状況を理解して人間と会話、アシスタント機能を提供。Google I/O 2016
Googleは5月19日(日本時間)、サンフランシスコで年次イベント「Google I/O 2016」を開催しています。
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基調講演に登場した同社CEO Sundar Pichai氏は、同社の機械学習やAI、自然言語解析などの技術を用いた新サービス「Google Assistant」を発表しました。
Google Assistantは利用者ごとの状況、文脈を理解して、自然言語で対話が可能。情報提供や調べ物などで人間を支援するだけでなく、チケットの手配などの作業まで行ってくれるというもの。
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デモンストレーションで紹介されたのは、金曜日の夜に家族で映画を見に行くシーン。利用者がGoogle Assistantに「今晩上映される映画は?」と話しかけると、Google Assistantが近所で上映中の映画から3本を推薦してきます。
利用者がさらに「子供も連れて行きたいんだけど」と話すと、子供向けの映画をあらためて選び直してくれます。
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その中から利用者が「じゃあジャングルブックで」と映画を指定すると、Google Assistantは家族の人数を知っており、チケットを4枚手配してくれます。
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Google Assistantはスマートフォンだけでなく、スマートウォッチ、自動車、テレビ、家庭など、さまざまな状況で利用可能。
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特に家庭においてGoogle Assistantを活用するデバイスとして、Googleは「Google Home」を発表しました。
Google I/O 2016
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