[速報]Docker、最新バージョンでDocker Engineにオーケストレーション機能を内蔵。外部ツール不要でクラスタ運用を実現。DockerCon 16

2016年6月21日

コンテナ型仮想化の実装を提供するDockerの年次イベント「DockerCon 16」が、米ワシントン州シアトルで開幕しました。

fig DockerCon 16のストリーミング映像から

Dockerの最新バージョンとなるDocker 1.12では、Docker Engineにオーケストレーション機能を内蔵。外部のオーケストレーションツールに依存ぜずにDockerのクラスタをオーケストレーションできるようになると発表されました

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Docker 1.12のオーケストレーション機能は主に4つあります。

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Swarmモードは、DockerエンジンがほかのDockerエンジンとつながり、自己組織化し、単一障害点を持たず、障害に対して自己修復が可能。

デフォルトで鍵交換や暗号化通信などによるセキュリティ機能が備わっています。

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クラスタの状態の把握や制御のための標準的なAPIも搭載。

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オーバーレイネットワーキング、ロードバランシング、サービスディスカバリといったネットワーク機能も。

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「もしあなたがDockerを知っているのなら、今日中にDockerオーケストレーションについても知ることができるだろう。本当に本当にシンプルなのだ」(同社の創業者でCTOのSolomon Hykes氏)

DockerCon 16

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