[速報]マイクロソフト、新ブラウザ「Microsoft Edge」のベンチマーク公開。Build 2015
マイクロソフトが米サンフランシスコで開催中のイベント「Build 2015」。2日目の基調講演で、Windows 10用に開発中の新ブラウザ「Microsoft Edge」のベンチマークを公開しました。
Microsoft EdgeはWeb標準に対して高いインターオペラビリティを実現。
性能についても重視しており、JetStreamベンチマークではInternet Explorer 11より高速なだけでなく、ChromeやFirefoxよりも高速
Octane 2.0ベンチマークでもInternet Explorer 11より2倍以上高速で、ChromeやFirefoxよりも速いと説明。
また、マイクロソフトがasm.jsをサポートすることも表明されました(なぜかVorlonの発表と同時でした)。asm.jsとはJavaScriptをより高速に実行するためのサブセットで、asm.jsの記法に従ってJavaScriptを記述することで、高速に実行できるというもの。
ただしasm.jsのサポートの具体的な内容、例えばMicrosoft EdgeあるいはInternet Explorerで対応予定といった詳細については説明されませんでした。
Build 2015
基調講演 Day1
- [速報]マイクロソフト、コードを書くのに最適化したツール「Visual Studio Code」発表。Windows、MacOS、Linuxに対応、無料提供。Build 2015
- [速報]Visual StudioでObjective-Cがコンパイル可能に。iOSアプリからWindowsアプリへの移植をマイクロソフトがデモ。Build 2015
- [速報]マイクロソフト、新ブラウザの名称を「Microsoft Edge」と発表。Build 2015
- [速報]マイクロソフト、クラウドのデータ分析基盤「SQL Data Warehouse」発表。Amazon Redshiftに対抗。Build 2015
- [速報]無限のデータ容量で大量データを保存「Azure Data Lake service」発表。HDFS APIでHadoop用分析ツールが利用可能
基調講演 Day2
あわせて読みたい
[速報]マイクロソフトが「Azure Stack」発表、「Azureをあなたのデータセンターに持てる」。Ignite 2015
≪前の記事
[速報]マイクロソフト、Webアプリ用のリモートデバッガ「Vorlon」発表。Node.jsとSocket.io利用のオープンソースソフトウェア。Build 2015