Meteor 1.1がリリース。Windowsに正式対応
WebアプリケーションをJavaScript/HTML/CSSで実現するフレームワークと実行環境を提供するMeteorが最新版「Meteor 1.1」をリリースしました。
Meteor 1.1は前バージョンのMeteor 1.0と互換性があり、新たにWindows 7/8.1、Windows Server 2008/2012に対応。ネイティブなインストーラとSDKも含まれています。これでMeteorはLinux、MacOS X、Windowsと3つのOSに正式対応したことになります。
We've taken care to make sure teams with a mix of development platforms can collaborate on an app; a single Meteor codebase will work unchanged on any combination of Windows, OS X, and Linux computers.
私たちの開発チームはは開発プラットフォームが混在してもアプリケーションが連係できるように慎重に作業を行った。1種類のMeteorコードベースは何の変更もなくWindows、OS X、Linuxの組み合わせで稼働する。
(Meteor 1.1: now supporting Microsoft Windows and MongoDB 3.0)から引用
さらに今後、Visual Studio、Microsoft Azureなどとの統合度も高めていくとのことです。
Meteor 1.1ではMongoDBの最新版「MongoDB 3.0」にも対応しました。
Meteor (beginning with the 1.0.4 release) supports both MongoDB 3.0 as well as the older MongoDB 2.6. You can use either engine in production with a Meteor app. Meteor ships with MongoDB 2.6; we will keep a close eye on the maturation of MongoDB 3.0 and transition to it as the default MongoDB engine in a future release.
Meteorは旧バージョンのMongoDB 2.6と同様にMongoDB 3.0もサポートする。Meteorアプリはどちらのエンジンでも使うことができる。MeteorはMongoDB 2.6で出荷されるが、将来のリリースではMongoDBエンジンのデフォルトの移行をするために引き続きMongoDB 3.0の成熟を注視していく。
Meteorのリリースノートはこちらから。
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