[速報]「AWS Database Migration Service」を発表。最小のダウンタイムでオンプレミスからクラウドへデータベース移行。AWS re:Invent 2015
Amazon Web Servicesがラスベガスで開催しているイベント「AWS re:Invent 2015」。
初日の基調講演に登壇した同社シニアバイスプレジデントAndy Jassy氏は、最小のダウンタイムでオンプレミスからクラウドへデータベースを移行する「AWS Database Migration Service」を発表しました。
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「データベースをオンプレミスからクラウドへマイグレーションしたいという要望は多いが、データベースのトラフィックを維持しつつダウンタイムを最小にしながらマイグレーションするというのは難しい作業だ」とJassy氏。
「AWS Database Migration Service」は、はマイグレーションを容易に、最小のダウンタイムで実現するというサービス。
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具体的な働きは、オンプレミスからAmazonクラウドの同じ種類のデータベースへ、継続的にデータのレプリケーションを行うことでマイグレーションを実現。どんな規模のデータベースでも対応するとのこと。
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「では、もし異なるデータベースへとマイグレーションするとしたらどうだろう?」(Jassy氏)。
そこで発表されたのが、異なるデータベース間のデータ変換を実現する「AWS Schema Conversion Tool」。
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データベースのテーブルやパーティション、ビューやストアドプロシージャ、トリガー、ファンクションなどをターゲットとなるデータベース用に変換するツール。
もしも自動変換できない部分があれば、それを知らせるとともにマニュアルなどへのリンクを示してくれます。「80%は自動変換できる」(Jassy氏)。
この「AWS Schema Conversion Tool」と「AWS Database Migration Service」を組み合わせることで、クラウドへのデータベースマイグレーションが大きく変わることになるとJassy氏。
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