[速報]Amazonクラウド、インメモリの高速なBIツール「Amazon QuickSight」発表。クラウド内のデータソースを自動検知し接続。AWS re:Invent 2015
Amazon Web Servicesのイベント「AWS re:Invent 2015」がラスベガスで開幕しました。初日の基調講演に登場したのは、同社シニアバイスプレジデントAndy Jassy氏。
Jassy氏は「技術者ではない社内のスタッフも、データを分析して何が起きているのかを知りたいはずだ」とデータ分析の重要性を訴えた上で、もっと使いやすく安価なサービスが求められているとし、新サービス「Amazon QuickSight」を発表しました。
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「とても高速で使いやすい、クラウドのパワーを用いたBIツール。今日からプレビュー公開だ」(Jassy氏)
Amazon QuickSightはデータソースを自動検知し、認識すると60秒以内に自動的にそれをビジュアル化してくれます。Amazonクラウド内のデータソースとしてAmazon RDSのデータベースやAmazon Aurora、Amazon Redshift、HadoopのAmazon EMR、Amazon S3内のフラットファイル、MySQL、Oracle、SQL Server、PostgreSQLなどに対応。オンプレミスのデータソースやSalesforce.comなどの外部データソースにも対応。
データの高速な分析とビジュアル化には、インメモリで並列化された同社独自のエンジン「SPICE」が使われ、適切だと思われるグラフの形式などを自動的に推奨しつつグラフやテーブル化などでビジュアル化。それを社内外に共有や公開が可能です。
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内部で使われているSPICEエンジンはデータソースからデータを収集し圧縮、インメモリに最適化。クエリをコンパイルしてマシンコードにし、それをメモリ上のデータに対してマルチパスカリキュレーションで実行するというもの。
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QuickSightはサードパーティのツールをプラグインすることで拡張可能なプラットフォームになっています。
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これがQuickSightのライブダッシュボード。すでにデータ分析がなされ、さまざまなチャートで表示されています。
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チャートを選択し、特定の項目をクリックすることでドリルダウンも可能。
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セールスのデータをマーケティングのデータと組み合わせ、マーケティングがセールスにどれだけインパクトがあったのかを分析する、といったこともできる。
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