[速報]アプリケーションのセキュリティを自動査定してくれる「Amazon Inspector」発表。AWS re:Invent 2015
Amazon Web Servicesがラスベガスで開催しているイベント「AWS re:Invent 2015」。
初日の基調講演で同社シニアバイスプレジデントAndy Jassy氏が最後に紹介した新サービスが、セキュリティの自動アセスメントツール「Amazon Inspector」です。

Jassy氏「Amazon Inspectorは自動化されたセキュリティアセスメントサービスだ。AWS上にデプロイされたアプリケーションのセキュリティやコンプライアンス上の問題を発見してくれる」
査定の対象となるのは、ネットワーク、仮想マシン、OSとアプリケーションのコンフィグレーション。同社のこれまでの知見から一般的なセキュリティに関する脆弱性のパターンなどを検出してくれます。
どのようなテストがいつ行われ、結果がどうだったのかという査定結果はレポートとして生成され、Cloud Trailsに保存されます。

これにより「迅速なアクションとセキュアな状態というのは、ORではなくANDとして両立する」(Jassy氏)と、オンプレミスに対するクラウドの利点がさらに増えたことが強調されました。

AWS re:Invent 2015 Day1
- [速報]Amazonクラウド、インメモリの高速なBIツール「Amazon QuickSight」発表。クラウド内のデータソースを自動検知し接続。AWS re:Invent 2015
- [速報]大容量データをクラウドへ“輸送”する「Amazon Snowball」発表。頑丈かつ安全な専用ストレージ機器利用。AWS re:Invent 2015
- [速報]Amazon RDSが「MariaDB」に対応。AWS re:Invent 2015
- [速報]「AWS Database Migration Service」を発表。最小のダウンタイムでオンプレミスからクラウドへデータベース移行。AWS re:Invent 2015
- [速報]アプリケーションのセキュリティを自動査定してくれる「Amazon Inspector」発表。AWS re:Invent 2015
AWS re:Invent 2015 Day2
あわせて読みたい
[速報]Amazonクラウド、最大2TBメモリ/100vCPUの「X1インスタンス」発表。最新のインテルXeon E7 v3を4基利用。AWS re:Invent 2015
≪前の記事
[速報]「AWS Database Migration Service」を発表。最小のダウンタイムでオンプレミスからクラウドへデータベース移行。AWS re:Invent 2015