[速報]Dockerイメージを管理する「Amazon EC2 Container Registry」発表。AWS re:Invent 2015
Amazon Web Servicesがラスベガスで開催している「AWS re:Invent 2015」。2日目の基調講演で、Dockerのコンテナイメージを管理する新サービス「Amazon EC2 Container Registry」が発表されました。
「Amazon EC2 Container Registry」は、フルマネージドなDockerコンテナイメージのレジストリ。Dockerイメージの保存、管理、配布といった機能を備えています。
すでにAmazonクラウドではDockerコンテナを利用するための「Amazon EC2 Container Service」(Amazon ECS)が提供されています。今回発表されたAmazon EC2 Container RegistryとAmazon ECSによって、Amazonクラウド上でのDockerコンテナ利用がさらに容易になります。
さらにAmazon ECSの関連サービスとして、アベイラブルゾーンを意識したコンテナスケジューラが利用可能になり、より可用性の高い運用を実現。複数コンテナで構成されるアプリケーションのデプロイツール「Docker Compose」との統合、コマンドラインツールなども登場。
「AWSをコンテナサービスのための最高の場所にする」(Amazon.com CTO Werner Vogels氏)と、コンテナへの積極的な取り組みを示しました。
「Amazon EC2 Container Registry」は今年末に登場予定。
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