JavaScriptエディタ「Scripted」をVMware/SpringSourceがオープンソースで公開
VMwareのSpringSourceが、JavaScript/HTML5対応のエディタ「Scripted」をオープンソースで公開しました。
Scripted自身がHTML5/JavaScriptで記述されているためWebブラウザ上でエディタとして動作し、HTML/CSS/JavaScriptのシンタックスハイライト、JSLintによる文法チェック、エディタのカスタマイズ機能などを備えています。エディタ部分の機能はEclipse Orionを再利用したとのこと。
Scriptedの全体画面。右側に別ファイルを表示しているところ。
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コードアシスト機能。
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アウトライン機能で、ソース中の関数一覧を表示。テキストフィールドから絞り込みもできる。
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キーワードによる複数ファイル検索。
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Scriptedの動作環境としてnode.jsが必要となります(Node.jsはWindows版、Mac OSX版、Linux版などがあるため、これらのプラットフォームのいずれでもScriptedは実行可能なようです)。
SpringSourceがJavaScriptのエディタを開発した理由
SpringSourceはJavaのSpringフレームワークの開発元として知られていますが、今回JavaScript用のツールを公開した理由を次のようにブログに書いています。
JavaScript continues to increase in popularity. No longer just for client side programming, frameworks like Node.js have enabled it to be used for full end-to-end solutions. This is why we chose to focus on JavaScript as a first priority for Scripted.
JavaScriptは普及し続けており、クライアントサイドだけではなく、Node.jsのようなフレームワークは(サーバからクライアントまでをカバーする)エンド・ツー・エンドのソリューションになっている。これがScriptedで最初にJavaScriptにフォーカスした理由だ。
Scriptedのバージョンはまだ0.2.0であり、今後さらにJavaScript開発環境としての強化などが進められるとのことです。
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