テスト自動化ツールを導入済みは8.5%、85%以上が検討していないか必要を感じないと。キ-マンズネット調べ
キーマンズネットは、IT担当者を対象にしたアンケート結果として「テスト自動化ツールの導入状況」を公開しました。
それによると、導入済みは全体の8.5%(「既に導入済みである(追加リプレイスなし)」7.5%と「既に導入済みである(追加リプレイスあり)」の1.0%の合計)で、導入を検討しているが4.8%。今後も導入しないするグループは86.7%(「必要性を感じているが導入を検討していない」の38.6%と、「必要性を感じない」の48.1%の合計)」になりました。
グラフを見ると従業員規模1001名以上では導入済みが約15%である一方、100名以下では1.8%であり、従業員規模によって大きな違いがあることが分かります。
対象言語はJavaがトップ、目的は品質の向上、工数削減など
すでにテスト自動化ツールを導入済みのグループの導入目的としては「品質の向上・均一化」「工数削減」がトップで約65%、「コスト削減」「生産性向上」「人員不足の解消」が続きます。
また、対象言語はJavaがトップで他を引き離して70.9%、2位が.NETで32.7%、以下C++、C、VBとなり、テスト対象は「単体テスト」が63.6%、「結合テスト」が41.8%、「性能テスト」が40%、以下、リグレッションテスト、機能テスト、セキュリティテストなどが続いています。
(追記 6/1:n=699だったので、冒頭の「IT担当者300名を対象にした」の記述を変更しました。元記事のタイトルが「IT担当者300人に聞きました」なのですが……)
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