社内ハッカソンをしよう
ハッカソン(Hackathon)は、ハックとマラソンを組み合わせた造語で、プログラマが集まってわいわいとプログラミングをする、というイベントのこと。最近の例では、東日本大震災に対してなにかプログラミングで役に立ちたいという人たちが集まって「Hack For Japan」というハッカソンが開催されたりしています。
ハッカソンは開かれたイベントとして誰でも参加できる形式で行われることが多いのですが、社内のプログラマが集まる社内ハッカソンもいいぞ、という主張を、ビデオチャットサービス「tokbox」の開発者Jonathan Mumm氏がブログに「Why your company should do an internal hackathon」(なぜあなたの会社は社内ハッカソンをすべきなのか)というエントリでポストしています。
社内ハッカソンで期待できること
Mumm氏は、社内ハッカソンの良いところとして次の4つを挙げています。
Give employees a chance to explore different technologies
従業員に異なる技術を開拓するチャンスを与えるBuild synergy across different teams
異なるチーム間のシナジーができるSpark renewed energy
新たなエネルギーをはじけさせるNo expectations fosters innovations
期待のないことがイノベーションを育てる
社内のプログラマを集めてハッカソンをすることで、新しい技術に触れたり、異なるチームとコミュニケーションすることでシナジーが期待できるほか、プログラマー同士が刺激し合うことがモチベーションになったり、日々の業務から切り離されたイベントがクリエティビティやイノベーションの基になる可能性がある、といったことが期待できるとのこと。
Mumm氏は、実際に社内でハッカソンを行ったそうです。
The rules were simple: pitch an idea, form teams, build something, then demo it 30 hours later. The winning team would get a prize.
ルールはシンプルだ。アイデアを出してチームを作り、開発をし、30時間後にデモをする。勝ったチームにはなにか賞品を出す。
そしてそれは非常によい経験だったとMumm氏。そのためにブログで社内ハッカソンの効果を説いているそうです。
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