Amazonクラウドの公式日本ユーザー会が発足
昨年末にAmazonクラウドの日本法人が発足したのを受けて、日本のAmazonクラウドユーザー会「AWS User Group Japan(略称JAWS)」が発足。23日に「第0回 AWS User Group Japan勉強会」が秋葉原で開催されました。
ライトニングトーク、1人目はエバンジェリストのJeff Barr氏
登壇したAmazon Data Services Japanのマーケティングマネージャー 小島英揮氏は、2010年のフォーカスを「デベロッパーコミュニティの拡充」「AWS東京オフィスの人員拡充」という社外、社内の充実という2点と説明し、会場に集まった100名以上の参加者に同社の採用活動について案内しました。同社はビジネスデベロップメント、テクニカルサポート、エバンジェリストのポジションを国内で採用する予定としています。
続いての登壇は、来日した米Amazon Web ServicesのエバンジェリストJeff Barr氏。Barr氏は、「どのようなプラットフォームでも、成功しているプラットフォームには熱心なユーザーや協力者がいるものだ」と、日本のユーザー会が盛り上がることを期待しつつ「私は6月に再度来日する予定だ。それまでにAmazonクラウドをいちばん広めてくれた人とパーティをしたい(笑)」と冗談を飛ばしていました。
そしてそのままJeff Barr氏が1人目となるライトニングトークを開始。Jeff Barr氏のテーマは「Programming AWS with PHP and CloudFusion」で、PHPからAmazonクラウドの操作を行うライブラリについて紹介。Amazonクラウドユーザー会の参加者のライトニングトークがそれに続けて行われました。
日本国内でのAmazonクラウドに対する注目は、シンガポールに続いて今年後半にも設置するというアジアにおけるもう1つのデータセンターが、日本国内になるのかどうか、という点に集まっています。Jeff Barr氏のスピーチではその点についてまったく触れられていませんでした。
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