意外に多い? すでに46%がHTML5対応ブラウザを利用中との調査
すでにChromeやFirefox、Safari、Operaの最新バージョンではHTML5およびその関連機能の多くが実装されていますが、こうしたHTML5対応のWebブラウザの利用者はどのくらいの割合で存在するのでしょうか?
米オンライン広告配信企業Chitikaが調査した結果によると、同社のアドネットワークでは約46%のユーザーがHTML5対応のWebブラウザを利用しているとのことです。結果を示した記事「How Many Web Surfers are Ready for HTML5?」からグラフを引用します。
HTML5対応ブラウザの中でのシェアは、Firefox 3.5以上が46%でトップ。続いてChromeが26%、そしてSafari 3以上が24%。わずかですがChromeがSafariを上回っている点は興味深いです。
現時点でざっくり半数のWebブラウザがHTML対応という結果は、予想以上に多いと思わせる数字です。年内にはInternet Explorer 9が登場するでしょうから、今年中にはHTML5対応ブラウザのシェアは60%から70%程度になるのではないでしょうか? そうなれば来年には一気にHTML5を使うことが普通になっていくかもしれません。
この調査は同社のアドネットワークの2010年5月時点での、4928万4424インプレッションに対して行われたとのことです。